日本初!?コルベットC7 Z51 KWコイルオーバーサスペンションシステムインストール

こんにちは。

先日コルベットC7  Z51KWコイルオーバーサスペンションシステムを取りつけ致しました。

HER FLOWFORMにRK SPORTフルエアロキット、そしてあの有名なエアーブラシの画家!真さんによってドラゴンが描かれております!

詳しくはHPを!!

img_3932img_3933

歴代横置きリーフのコルベット、コイルスプリングに変更することで、どのような足廻りになるのでしょう。

今回使用するのはこちらです。

img_9177

img_9190

img_9183

img_9179

img_9187

早速、交換作業といきたいところですが、今回は専用テスターを使ったBefore,Afterのデータも取っていこうと思います。

ユーロコンパクトでお世話になっているレッドポイントさんにお邪魔してノーマルの状態をチェックします。

img_3956 img_3954

ボッシュ製のサービスダイアグノーシスライン(SDL)という専用のテスターで日本でも数台しかないそうです。img_3946 img_3955

サイドスリップテスト、サスペンションテスト、ブレーキテストがわずか数分で出来てしまう凄いテスターです。

サスペンションテストでは4輪独立した重量計の上であらゆる振動を与えてタイヤと路面との粘着率を計ることができます。

ブレーキテストでは前後左右の転がり抵抗、制動力を見ることができます。

こちらで動画がご覧いただけます。⇒⇒⇒ https://youtu.be/eVHl1PNVN6g

20160920120212%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc 20160920120226

工場へ持ち帰りようやく作業へ入ります。

まずリヤより簡単そうなフロントから取りかかります。

img_4458

img_4464

img_4463

意外と軽いリーフ

img_4465

リーフが取り外された下廻り

img_4466

ノーマルとの比較

img_4470

取りつけ後

img_4499

マグネティックライドキャンセラー取り付け

img_4491

そしてリヤ

ブレーキダクトやドライブシャフト、パーキングブレーキがある分、フロントより少々手間です。

img_4459

img_4481

img_4482 img_4486

り外したリヤリーフ

img_4483余談ですがZ51とZO6では少しだけリーフの厚みとばねレートが違います。

ノーマルとの比較

img_4485

取りつけ後

img_4497 img_4501

あとは走行、リフトアップ、車高調整と何度も繰り返し法規上問題のないターゲットとするハイトにします。

img_4505 img_4504

ハイトが決まればアライメントもばっちり合わせます。

コルベットは前後とも調整箇所が多くお好みのセッティングが可能です。

img_4518 img_4517 

img_4511 img_4508

そして最終確認の為、再びレッドポイントさんを尋ねました。

当工場から岐阜のレッドポイントさんまで約35キロ前回と同じルートの下道でいきました。

国道22号線に出た瞬間、ノーマル状態との違いを体感しました。

前回より車高もかなり落ちているはずなのに静寂性が増した感じがあり、道路の継ぎ目を超えた時、バタつき感がかなり軽減されました。

ハンドリング性能も向上しコーナーの安定感も全く別物です。

これはデータが期待できそうです。

今回はローダウンされた分エアロキットが危険なのでブレーキテストはやらずにサスペンションチェックだけして頂きました。

img_4521

こちらで動画がご覧いただけます 。⇒⇒⇒ https://youtu.be/0Tt6XX0Zc3U

計測して頂いたレッドポイントの社長さんもその違いに驚いておりました。

前回より飛躍的に前後左右とも路面粘着率が向上しております。

ある一定の周波数のところで落ち込んでいた谷が大きく改善されております。

左がBefore、右がAfter

20160920120220%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc 20161104172109%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

このデータがもちろん全てだとは思いませんが、これが何を意味するか、

荒れた路面でも的確に路面をとらえタイヤの性能を存分に発揮することが出来ます。トラクションの掛かりや制動力にも影響します。

また、自分も道中体感する事のできた足廻りから来るバタつき感も軽減され、ドライビング時のストレス、疲労感もかなり軽減されるのではないでしょうか。

人の感覚だけでは実に曖昧なところがあります。

エアクリーナやマフラーを交換してパワーが上がったように思えても実際シャシダイにかけてみると実は逆にパワーダウンしていたり(泣)という車両も多数あります。

今回は自分の感覚だけでなくデータで見ることが出来て凄く勉強になりました。言い忘れておりましたがこのKW 2Wayのバンプ、リバンプ調整式です。

ほぼメーカーから来る設定のまま取り付けを行いました。

ここからは結局、人間の感覚でのセッティングが必要になってくるんですが・・・減衰のセッティングも決まれば更に良くなるはずです。

続けてこの車両をサーキットに持ち込みテスト走行してみます!次回のインプレッションもお楽しみに!!(^^)/

※今回のような大幅な足廻り変更は陸運局への緩衝装置の届け出が必要となりますが当社では道路交通法に順守し行なっております。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
〒452-0962
愛知県清須市春日焼田23番地の2
シボレー名岐
株式会社 ウイングオート・サービスファクトリー
TEL:052-401-1327 / FAX:052-401-1376
URL   http://www.wingauto.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/wingautofactory/
営業時間 AM10:00-PM19:00
定休日  毎週水曜日
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++